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弘下村塾の趣意

      ■ 問 題 認 識:Issue Identification  ■ 使 命:Mission ⇒ 項目へ  ■ アプローチ:Approach ⇒ 項目へ 
 Purpose

問 題 認 識:Issue Identification

日本の職場は決定的な経営力不足
あなたの会社では、次のようなことが思い当りませんか?
  ✔ やるべき事を自分で考えて、自発的に行動する社員が少ない。
  ✔ 上司がプレイングマネージャーで忙しく、部下を指導する余裕がない。
  ✔ 提携や買収をしても、相手先企業をマネジメントできる人材がいない。
  ✔ 成果主義が形骸化していて、かえって職場の活力を奪っている。
  ✔ 団塊の世代の技術やノウハウが会社の資産として受け継がれていない。
  ✔ 定年退職後再雇用されたシニア人材を有効に活用できていない。
  ✔ 社員間の顔を合したコミュニケーションが少なく、職場に一体感がない。
  ✔ 将来に対して不安感はあるが、本当の意味での危機感は薄い。

今、日本の多くの企業で同じような現象が起きています。なぜこんなことが起こっているのか? 景気のせいでも、社会の風潮のせいでもないと思います。弘下村塾では、この最大の原因は、トップから中間管理職に至るまで職場全体に、事業を適切に回して結果を出す力(=経営実践力)が決定的に足りないことにあると考えています。会社の舵を切るべきトップが的確な事業方針を示せず、示したとしても職場の前線で指揮をとるべき中間管理職にその方針を理解して組織を先導する力がなければ、このような課題が山積するのはむしろ当然と言えます。

育てる努力が決定的に不足
一般に経営力というと社長を始めとする役員以上の経営陣が持つべき力と思われがちですが、本来は、会社で働く全ての人がそれぞれの職責に応じて持つべきものです。現在、日本の多くの会社で行われている経営トレーニングは、課長や部長や役員になった時点での短期的な管理職研修が主なものですが、分業体制の中で特定の業務や特定の事業領域のみに関わって来た社員にとって、このような単発的な研修だけで、事業全体を把握し組織をリードする事業運営力をつけることは至難の業です。また、管理職や役員に就いた後にそのためのトレーニングを始めるのでは、会社も本人も大変無責任と言わざるを得ません。image今の大半の日本企業は、社員の経営実践力、すなわち、事業を適切に回して結果を出すための力を育成する有効な仕組みを持たず、育成への努力も欠けているのが実情です。それが故に、職場では冒頭のような問題が山積し、社員の能力開発も十分に促されず、将来を託せる経営リーダーもなかなか出てこない、これが弘下村塾の認識です。

経営力養成の方程式
経営力は生まれ持った資質や頭の良さだけで決まるものではありません。事業運営のスキルとマインドの基本を習得した上で、それを枠組みとして経験を積むことによって効果的に育成されます。弘下村塾は、経営力養成の方程式を
経営力 =(早い時点での経営スキルの習得 + マインドへの刺激)X 経験
と考えています。職責に関わらず、会社生活は事業を適切に運営して結果を出す活動、すなわち経営活動の積み重ね以外の何物でもありません。早い段階で経営スキルとマインドの基盤を持つと、以後の一つひとつの経験を概念化し汎用性を見抜くことが出来るようになり、実践的な経営力を生み、自信も一気に広がります。

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使命:Mission

弘下村塾は
“ 職場の経営実践力を高め、次世代経営リーダーの輩出を促すことにより、日本に希望に満ちた企業社会を創る ”
ことを使命としています。

アプローチ:Approach

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弘下村塾の経営リーダー育成のアプローチは、

Skill:経営実践スキルを丸ごとトレーニングする
Passion:経営マインドに火をつける
Solution:直面する経営課題に解を出す
Revolution:職場の活力を呼び起こす
から成ります。

Skill : 経営実践スキルを丸ごとトレーニングする

現在、大学のビジネススクール等で行われているマネジメント教育は、戦略論やマーケティングや会計や組織論などの個別の科目(コマ)を異なる講師から習得するのが一般的です。しかし、経営は事業を適切に回して結果を出す総合的な活動であり、個別の科目の寄せ集めではなく、それらを包括した実践運用力が求められます。一つひとつのスキルは単独で成り立つものではなく、仮にどれか一つのスキルが優れていても、他のスキルが欠けていれば望む結果は得られません。例えば、いくら戦略思考に長けていても、人を率いる力がなければ競合に勝つことはできませんし、いくら人を率いる力があっても、収益管理に無頓着であれば期待した業績は上げられません。さらに、これらの力を一通り兼ね備えていたとしても、企業倫理が欠如していれば、いきなり会社の存続を危うくすることにもなりかねません。経営力はコマ単位のトレーニングだけでは体得できない、ホリスティックな(分割できない統合された)力と言えます。 このような認識から、弘下村塾では、豊富な経営経験をもつ一人のファシリテーター(塾頭)が、経営に必要なスキルを丸ごとトレーニングします。


Passion:経営マインドに火をつける

経営の実践には、スキルに加えてマインドが欠かせません。スキルがどうやるのか(HOW)の力に対し、マインドはなぜやるのか(WHY)の力です。経営リーダーとして多くの人を率いて困難を乗り越えて結果を出すためには、単に与えられた仕事を勤勉にこなすだけでなく、事業に対する確固たる信念と熱い思い(Passion)が必要です。
経営スキルはマインドとセットで体得することで効果的に身につき、経営マインドはスキルが伴うことで一層強化されます。弘下村塾ではスキルと共に経営マインドの醸成に重きをおきます。


Solution : 直面する経営課題に解を出す

弘下村塾では、経営力養成のワークショップと並行して、塾生がチームを組んで自社の経営課題を解決するプロジェクトに取り組みます。
本プロジェクトは、塾生がワークショップでの学びを自社の実経営課題に適用し実践力の強化を図るとともに、顧客企業の経営改革を推進するものです。
プロジェクトワークは通常約6カ月間で、課題の特定>情報収集>現状分析>解決案の提示>アクションプランの策定の活動を含みます。プロジェクトの結果は経営トップにプレゼンテーションし、その後はトップの判断により、全社の改善・改革実行プロジェクトへと引き継がれます。


Revolution : 職場の活力を呼び起こす

弘下村塾で学ぶ経営スキルは、全て事業活動の中で具体的な実務に使うためのものです。ワークショップで取り組むケーススタディも、出来る限り顧客企業の過去と現在の実例をもとにした題材を使います。ケーススタディの作成に当たっては、顧客企業の事業方針と塾生の育成方針に合致するよう、事前に経営トップと綿密な打ち合わせを行います。 また、塾生は毎回のワークショップ後、その回の学びと自らの実務に活かすポイントをフィードバックに書き、確認します。さらに、学び得た内容を職場の複数の仲間に伝えることをルーチン化します。このようにしてワークショップでの学びが塾生クラスター(群)を核に職場の仲間に広がり、職場全体の経営実践力を高め、活力を醸成する基盤を創ります。

株式会社 KSJコーポレーション:〒651-0055 神戸市中央区熊内橋通 7-1-13 神戸芸術センターレジデンス1301
TEL:078 - 862 - 1511 FAX:078 - 862 - 1522