下村芳弘(しもむら よしひろ)
株式会社KSJコーポレーション 代表取締役社長
住友重機械工業勤務後、米国に本社を持つ経営コンサルティング会社ベインアンドカンパニーに移籍。その後スウェーデンに本社を置くバイオテクノロジー関連会社ファルマシアバイオテク副社長を経て、スイスの重電プラントメーカーABBの日本法人企画開発本部長。同社の重電部門とALSTOM(仏)との合併を経て、アルストム(株)代表取締役社長。ALSTOM Japanカントリープレジデント、ALSTOMエネルギー回収システム事業アジア地域総責任者、国内と中国の関連5社の社外取締役等を歴任。 2010年より(株)KSJコーポレーション代表取締役(現職)。通算30年以上の企業経営経験を持つ。 2012年より19年まで兵庫県経営者協会・次世代経営リーダー養成塾・塾頭。2014年から17年までの4年間、東京大学大学院・未来医療研究人材養成拠点にて医療総合マネシメントコース、18年同大学・国際卓越大学院にて生体医工学社会実装論を担当。 大阪大学工学部、東京大学工学部大学院、マサチューセッツ工科大学(MIT)大学院卒業。
1. 思考ツールの教科書( 東洋経済新報社刊 2011 )
ビジネスで遭遇するさまざまなテーマに対し思考を始動し、発展させ、結論を出して、最後はプレゼンテーションフォームにまとめて人に伝えるまでの作法を分かりやすく説明。その過程で使うフレームワークやコンセプト図、グラフなどの思考ツールの使用法を身近なテーマを例題に解説する。経営判断のベースとなる思考法を鍛える初心者、中級者向け書籍。
2. 会社の仲間に伝え続けた62か月 ( 出版文化社刊 2010 )
著者が多国籍企業 ALSTOMの日本法人のトップ在任中に社内に定期的に発信したメッセージ・Monthly President Notesを編集した書籍。「会社の仲間を想う」「社会を見つめる」「本を通して自分を見つめる」の3Chapterから成り、企業経営の実践現場にあったトップが職場の仲間とどう向き合ったかを伝える。( 非売品 )
3. ブラウンアウトの危機を超えて( エネルギーフォーラム刊 2001)
国内外の電力業界と関係の深い外資系重電プラントメーカーに勤める著者が、海外の電力自由化の実態と至近距離から見た日本の電力会社の姿を踏まえて、自由化後の日本の電力会社新生のシナリオを提案する。規制緩和や自由化が業界の生業にどのように影響し、事業経営者はそれにどのように対応すべきかを分かりやすく解説する経営書。